情報共有は保護者にもしてほしい
「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン」での学びの記録です。
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情報共有は保護者にもしてほしい
フォーラムの登壇セクションの中で問われたことは、他にもありました。
「通知表が紙ではなく、データになってネット上で見られるようになる、というのはどう思いますか?」
これは、私は大賛成です。
通知表と言えば、以前は、先生の手書きの所見欄を見るのが楽しみでした。
今では、所見欄もワープロで打たれたものを印刷した紙が貼り付けられていて、手書きの箇所はありません。
先生方の労力は相当なものでしょうし、そもそも所見欄には「何が書かれているか」の中身が重要なのであって、手書きかどうかは問題ではありません。
ですから、全てをパソコンで作成して、それを印刷してファイルに綴じる、という作業をしているのであれば、それは紙ではなくデータで十分だと思います。
もちろんセキュリティについての課題はあるでしょうが、クラウド上に通知表データが置かれているのであれば、いつでもどこからでも見ることができます。
紙の通知表がどこへいったかな~と探し回らなければならない心配もありません(笑)
先ほども書いたようにセキュリティのことや、すべての保護者がネットにアクセスできない可能性があることなど、いろいろと課題はあるでしょう。
しかし、学校側が、保護者に丁寧に説明すれば、きっと理解が得られるだろうと思います。
十分にできる環境は整っているのですから、やってみればいいのではないかと思っています。
「まずやってみる」という姿勢を示せる学校であってほしいと思います。
そして、そんな学校を応援していく気持ちを、持ち続けていきたいと思います。