第6回 人間共育道場 ふりかえり
2019年7月7日
今回は、ゲストに前愛知教育委員会生涯学習課長の冨田正美氏をお迎えしました。
まず最初は、玉置崇先生によるゲストインタビューです。
行政マンらしからぬ(失礼・笑)行動力で、在職中からさまざまな活動をされてきた冨田さんのこれまでの人生を紐解いていきました。
もちろん、情熱を傾けておられる「児童虐待防止活動」についても語っていただきました。
自ら一歩踏み出して行動してきたことで、いろいろな人の輪がつながり、それがさらに新たな活動へとつながっていく、ということを身をもって示してくださる冨田さんのお話しには、参加者の皆さんもグイグイ惹きつけられました。
続いて行ったグループワークで話し合ってもらうテーマは「学び続けるために」
どんなことが必要?自分に何ができる?自分ならこんなことをやってみたい…
皆さんそれぞれの思いを、自由に話し合ってもらいました。
今回も、皆さんの「聴き合う姿勢」がすばらしく、どのグループも頭を寄せ合い、笑顔で聴き合っている姿が見られましたし、仲間の発言に拍手と歓声があがるなど、安心して自分の思いが話せる雰囲気に満ちていました。
全体シェアで出された意見をいくつかご紹介します。
・夢や目標を持つ
・やり続ける
・行動する、一歩踏み出す
・疑問(なぜ?)を持ち続ける
・変化を楽しむ、固定概念を崩す→安全な道がベストだとは限らない
・マニュアルに縛られない
・批判は関心である→批判されることをおそれない
先のインタビューの中で、冨田さんの「行動力」や「視野の広さ」に感服した皆さんからは、とてもポジティブな意見がたくさん出されました。
最後の質問タイムでは、皆さんが聞きたかったことに、冨田さんが丁寧に答えてくださり、さらに温かい人柄が伝わりました。
これまでの「人間共育道場」でも度々話題にのぼってきた『つながりの大切さ』ですが、今回も、行動することで「人との関わり」が生まれるよね、という話が出ました。
社会の変化の中で、多くの人はただその流れに飲み込まれて生きていくことになります。
それでも、冨田さんのようにその流れにくさびを打ち込もうと行動を起こす人もいるのですね。
すばらしいことだと思いますし、これからも応援していきたいと思いました。
人は一人では生きていけません。ゆるやかに人とつながっていくことが必要になります。
そのためにも「学び続ける大人」であり続けたいですし、その姿を子どもたちに見せていきたいですね。
ゲストの冨田さん、そして参加者の皆さんのおかげで、ステキな「大人の学び場」になりました。ありがとうございました。
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【次回のお知らせ】
第7回 人間共育道場
2019年11月17日(日)15時~16時40分
誠道塾 愛知支部 小牧本部道場
テーマ: 人生の渡り方
お申し込みはこくちーずの募集開始まで、しばしお待ちください。