まったり屋ベティのブログ

元PTA会長のまったり屋ベティがお届けする「学び続ける大人」のつぶやきです。

大人の学び

セミナーに参加しました

2022年4月2日 先日、「『すべて』の先生を救う!GIGA×働き方×学力向上 学校現場改善セミナー」に参加してきました。 私は教員ではありませんが、PTA時代にお世話になった玉置先生や、親塾などを主催されていてとても尊敬している多賀先生がご登壇ということ…

情報共有は保護者にもしてほしい

「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン」での学びの記録です。 -----*-----*-----*-----*----- 情報共有は保護者にもしてほしい フォーラムの登壇セクションの中で問われたことは、他にもありました。 「通知表が紙ではなく、データになってネッ…

心の天気

「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン」での学びの記録です。 -----*-----*-----*-----*----- 心の天気 EDUCOMが提供している製品の中に「心の天気」というシステムがあります。 これは、子どもたちが、自分の気持ちや状態を、天気に例えて毎日…

データを分析する力

「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン」での学びの記録です。 -----*-----*-----*-----*----- 必要なのは「分析する力」 フォーラムで、さまざまな実践の報告を聞きました。 その中で感じたのは、ICTが活用されるとさまざまな種類のデータが膨…

学校にあってよかったこと、あったらよかったこと(2)

「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン」での学びの記録です。 -----*-----*-----*-----*----- あったらよかったこと あったらよかったと思うのは、「授業参観のライブ配信」です。 昨今、仕事を持っている保護者がほとんどです。 授業参観とな…

学校にあってよかったこと、あったらよかったこと(1)

「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン」での学びの記録です。 -----*-----*-----*-----*----- 私が登壇させていただいたセクションは、「保護者と学校をつなぐICT活用の未来を語る」というテーマでした。 その中で、司会の玉置先生から「保護者…

「EDUCOM元気な学校づくりフォーラム2021オンライン」に登壇

2021年6月20日 「GIGAスクール構想」という言葉をご存じでしょうか。 近年、教育界ではこの言葉が流行しています。 ザックリ言えば、「ICTを教育に活用して、子どもたちに個別最適化の学びを提供し、能力を引き出そう」という方針で考えられたのが「GIGAスク…

信頼関係の築き方

前回の記事では、「PTA活動の土台には、学校との信頼関係があった」というお話しをしました。 今回は、小牧中学校で学校とPTAが信頼関係を築いていった過程をお話ししたいと思います。 信頼関係とは、お互いに信じ合い、頼り合える関係だと言えます。 相手の…

大切なのは「土台」

小牧中学校で行われていた「3年生の普通救命講習」を、PTAがお手伝いすることになった経緯をお伝えする中で、気付いたことがあります。 きっかけを振り返ってみると、消防署→校長→PTAと、すんなりと話が通ったように見えます。 しかし、この流れの裏には、大…

普通救命講習のお手伝い

前回のブログ記事で「学校(教員や校長)」と「保護者(PTA)」には、それぞれの思いがあったことをお伝えしました。 その思いに共感し、賛同したことが、実際の行動につながり、活動へと広がりました。 どのような活動をしているのかをお話ししますね。 普…

それぞれの思い

前回のブログ記事で、私が応急手当普及員の資格を取得したきっかけのことを、お伝えしました。 今回は、その背景にどのようなことがあったのか、ということをお話ししますね。 学年主任の思い 直接のきっかけとなった打診(小牧消防署の救急救命士の方から校…

資格取得のきっかけ

「応急手当普及員」の資格を取得したきっかけは、小牧中PTA時代にさかのぼります。 私は、2010年~2014年までの5年間、愛知県小牧市立小牧中学校のPTA活動に、役員としてたずさわりました。 小牧中学校には、3人の子どもたちが足掛け8年お世話になりましたの…

ある資格の更新講習を受けました

先日、「応急手当普及員」の更新講習を受講しました。 「応急手当普及員」って、ご存じでしょうか? その前に、「普通救命講習」という言葉の説明が必要です。 Wikipediaから引用します。 救命講習(きゅうめいこうしゅう)は、日本で消防本部によって行われ…

キーマンを探そう

ここまで、「コミュニティスクール」や「地域学校協働本部」の組織のこと、求められている在り方のことなどを、ずっとお伝えしてきました。 今回は、これらの組織が生まれてから、動き始めて、うまく活動が軌道に乗るために、私がとても重要な要素だと考えて…

共感し合える仲間

先日、久しぶりに友人たちと会いました。 こんな春らしい、おいしいスイーツをいただきながら、積もる話をたくさんしてきました。 楽しい時間を共にしたのは、このところブログで記事にしている、「コミュニティスクール」に関わってご縁ができた友人たちで…

地域学校協働本部のこと(2)

今は、たくさんの地域で「地域学校協働本部」が設置されるようになりました。 そこで欠かせないのは「コーディネーター」と呼ばれる方々の存在です。 ほとんどの「地域学校協働本部」でコーディネーターが活躍されています。 この方たちは、学校と地域の橋渡…

地域学校協働本部のこと(1)

ここからは「地域学校協働本部」について、お伝えしていきます。 「学校の支援」から「地域の学校」へ コミュニティスクールのように、「地域の人にも学校教育に関わってもらおう」という活動は、以前からありました。 そのころは、そうした活動する組織は「…

次世代の学校・地域のこと(3)

コミュニティスクールからはじまって、学校運営協議会や社会に開かれた教育課程のこと、さらには地域学校協働本部まで、学校教育にまつわるさまざまなお話しをしてきました。 まだもう少し続きます(笑) 伝言ゲームになっている現状 こんなふうに新しい言葉…

次世代の学校・地域のこと(2)

「次世代の学校・地域」創生プランの中では、学校以外の組織についても触れられていました。 地域の子どもたちは地域全体で育てよう、という考え方が推進されている中で、とくに注目されるのが「地域学校協働本部」です。 前回の記事で紹介したイメージ図を…

次世代の学校・地域のこと(1)

前回までの記事で、新しい学習指導要領では、「社会に開かれた教育課程」を実現することで、社会が一体となって子どもたちを育てていこう、という思いが込められている、とお伝えしました。 それは、これまでのように、何でもかんでも学校にお任せ、という学…

社会に開かれた教育課程(3)

社会に開くに込められた思い 社会とは、保護者や地域の人々、地域にある企業などさまざまな人的資源を指しています。 その社会に「教育課程を開く」ということは、学校が目指す教育(こんな子どもに育てたい)を社会に対して開示して、社会の人々と共有する…

社会に開かれた教育課程(2)

時代の流れによって、社会も変化してきました。 その中で、学校の役割も変化しています。 次は、新しい学習指導要領では、子どもたちにどのような力をつけたいと考えているのか、という視点から、それが「社会に開かれた教育課程」にどうつながっていくのか…

社会に開かれた教育課程(1)

コミュニティスクールとは、「学校運営協議会制度を導入している学校のこと」だというお話しをしてきました。 ここで、コミュニティスクールの設置が推進されている理由についてもお伝えしようと思います。 まず、新しくなった学習指導要領から、学校教育が…

コミュニティスクールのこと(3)

学校評議員との違い 学校運営協議会とよく似た制度として、学校評議員制度というものがあります。 これは以前から多くの学校で取り入れられてきた制度です。 学校評議員のメンバーは、学校運営協議会と同じように、保護者や地域の人たちです。 大きな違いは…

コミュニティスクールのこと(2)

コミュニティスクールの仕組みは、こんな感じです。(文科省HPより) https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/community/ 学校運営協議会制度を導入している学校のことを「コミュニティスクール」と呼んでいます。 では学校運営協議会についてお伝えしますね…

コミュニティスクールのこと(1)

これまでに、ボランティアのことを何本か記事にしてきました。 学校とボランティアのことについて、もう少し考えてみたいと思います。 「コミュニティスクール」という言葉はご存じでしょうか。 学校とボランティアが協力して地域の教育を支えていこう、とい…

ボランティアのこと(2)

いいことがたくさんあるボランティア活動ですが、中には、熱心になりすぎてトラブルになることもあるようです。 例えば、学習支援のボランティアの場合、授業中に子どもの学習の手助けをすることがあります。 何かしらの苦手がある子どもの横で、つきっきり…

ボランティアのこと(1)

前回の記事で、映画「みんなの学校」ではたくさんのボランティアが活躍していた、と書きました。 私自身も、PTA活動などのボランティアを経験してきました。 ここで、ボランティアの在り方についての思いにも触れておきたいと思います。 学校に関するボラン…

みんなの学校(4)

保護者や地域の大人たちが、学校に関心を持ってくれるようになるといいな、と書いてきました。 それでは、皆さんが関心を持ってくださった後、どうしたらよいのか、ということも考えてみたいと思います。 今は多くの学校で、保護者や地域の人々にさまざまな…

みんなの学校(3)

映画の中では、大空小学校の校門に掲示されている言葉が紹介されていました。 みんながつくる みんなの学校 大空小学校は 学校と地域が共に学び 共に協力し合いながら 「地域に生きる子ども」を 育てている学校です おそらく全国の学校が、同じような思いで…