小言を伝えました
今年も、玉置ゼミの卒論発表会に参加させていただきました。
「玉置ゼミのお母さん」(自称・笑)ということで、例年お誘いいただきありがたいことです。
この卒論発表会、準備から当日の進行などの運営全般は、後輩ゼミ生が担当します。
今年は7期生が担当しました。
来年は自分たちが発表する立場になるので、6期生の発表は参考になったことでしょう。
また初参加の8期生にとっては、卒論発表会がどのようなものなのかを知る機会になりますし、来年は自分たちが運営をするんだという自覚も生まれたことでしょう。
こんな感じで、ゼミの伝統が受け継がれていくのを見るのもうれしいことでした。
今年の卒論発表会では、準備の段階で少し残念なことがありました。
先ほど、会の運営は後輩ゼミ生が行うと書きましたが、参加者への連絡なども彼らが担当してくれます。
日時や会場のこと、当日の進行についてなど、必要な情報を連絡してくれます。
これらはメールでのやり取りになるのですが、そのメールがなかなか来ない(泣)
私は例年参加しているので、だいたいの流れはわかります。
しかし、日時や会場については早めに知らせてもらわないと、都合が合わせられないこともあります。
かなり直前になってメールが届き、慌てて予定の調整をせざるをえない事態になりましたが、事なきをえて参加することができました。
当日の発表会が無事に終わって、彼らも「やり切った」と安堵しているだろうと思うと、その気持ちに水を差すのもどうかとためらったのですが、余計なお世話を承知で、小言を伝えました。
こうした経験の少ない学生の彼らは、関係者への必要な連絡はどうするべきだったのか、おそらく知らないからできなかったのだと思います。
教えられていなければ、知らなくても仕方ないことです。
いずれ社会に出る人たちですから、誰かが教えてあげなくてはと思い、あえてスルーせずに指摘することにしました。
私が伝えたかったのは、メールのマナーのことだけではありません。
相手への思いやりを持ってほしい、ということもです。
そのために、相手の立場で考えるための想像力を働かせてほしい、という思いも込めて伝えました。
ゼミ生にとっては耳の痛い指摘だったろうと思いますが、彼らは真摯に受け止めてくれ、誠実に対応してくれました。
耳の痛いことも、うっとうしいことも、伝え続けるのがお母さんの役割だと思って(笑)、これからも彼らを見守っていきたいと思います。