第5回人間共育道場 開催御礼
2019年3月17日
「第5回人間共育道場」を盛況のうちに開催することができました。
ゲストにお迎えした寺田恭子先生のポジティブオーラに、参加者はすっかり魅了されて、感想でも「魅力に心を奪われた」という意見が多数出されていたほどです。
グループワークでは、笑顔で聞き合う姿や自然に沸き起こる拍手、どんな意見も受け止めてくれるおおらかさがどのグループでも見られて、とてもよい雰囲気の時間となりました。
初めまして、の方とのグループワークは慣れないと緊張しますよね。
そんなちょっとドキドキな感じが、徐々に打ち解けていく感じに変わる様子は、見ていてとても幸せな気分になります。(これが私の幸せですね・笑)
グループワークで話し合ってもらったテーマは「幸せの基準」でした。
人それぞれ「幸せ」の感じ方は違います。
同じ人でも、時を経ることでその感じ方(基準)は変わっていきますね。
普段あまり考えることのないテーマなので、改めてそう言われると、自分の「幸せのカタチ」ってどんな形なのかな…と考えるきっかけにしてもらえたと思います。
また、他の人と意見交流することで、いろいろな「幸せのカタチ」に触れることができ、それを踏まえてもう一度「自分」はどうだろうか…と考えてもらえるような流れを心がけて進行しました。
出された意見(幸せの基準)を抜粋すると、
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自分が楽しむことが、みんなの幸せにつながる(逆もまたしかり)
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好きなものに出会うこと(出会おうと一歩踏み出す勇気を持つ)
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なるものではなく、感じるもの(当たり前の中に幸せがある)
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人と思いを共有できること(人とつながることで得られること)
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まわりへの貢献度(感謝し合える関係)
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知らないことを知ること(学ぶ喜び、成長する喜び)
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自分で自分を認めること(自己肯定感を持てる)
いろいろお話しを聞く中で見えてきたキーワードは「つながる」でした。
人とつながることで、自分もつながった人も幸せを感じることができる。
期せずして、この「つながる」のキーワードは、前回(第4回)の内容ともリンクしていました。
前回、「これからどう生きるか」を考えたときに、「人間力を向上させたい」という意見が出ました。
それって一体どういうことだろう…となったときにゲストの青山先生が提示してくださったのが、「『みんなで歩いていきたいという思い』を持つこと(手をつなぐ)、そして『つないだ手を離さない』こと」そういう態度でいられるのが「人間力」なのではないかというお話でした。
この「手をつなぐ。つないだ手を離さない」というのは、まさに「つながる」ことだなと感じました。
こうして一見何の脈絡もないところから、同じような言葉や発想が見えてくるのは、回を重ねてきたからこその醍醐味だなと思いました。
ゲストの寺田恭子先生や、たくさんの参加者の皆さんのおかげで、今回もまた多様な価値観に触れることができました。
ありがとうございました。