玉置ゼミ 4期生 卒論発表会
2020年1月29日
岐阜聖徳学園大学 玉置ゼミのお母さんを自任している私(笑)は、ありがたいことに、今年も「卒論発表会」に声をかけていただきましたので、参加してきました。
研究のテーマの選択、参考文献を探して読み込むこと、自分なりの結論を導き出して論文の形式に整えること…どれもこれも初めての経験で、苦労を重ねながらたどり着いた「卒論発表会」だっただろうと思います。
多くの大学生は、卒業するための一番大事な単位の一つとして、卒業論文に取り組みます。
専攻する分野によってさまざまな論文になるのでしょうが、大学で学んだことの総決算のつもりで、全力で取り組んでほしいなと思います。
(とくにお金を出している親の身としては、ちゃんとやってほしい・笑)
大学を卒業し社会に出ると、定期テストに苦しめられることも、論文を書かなければならないことからも卒業します。
ということは、長い人生の中で今しかできないことですから、どっぷりと浸ってほしいですね。
きっと良い経験になります。
ゼミ生の発表は、それぞれによく考えられていて、見応えのあるものでした。
大勢の人の前で堂々と発表している姿を見ていると、彼ら彼女らが、本当にたくさんの人々に支えられてここまで育ってきたのだろうな、ということを感じました。
大学で、あるいは教育実習先で指導してくださった先生方、さまざまな気づきをくれた子どもたち、支えてくれたご家族や友人たち・・・ゼミ生たちの背景にいる、そんな見えない人々の姿が想像できました。
そう思うと、やはり「人は人の中で育つ」のだと強く感じます。
そうであるならば、社会の大人たちは皆、大なり小なり人の育ちに関わっているとも言えるでしょう。
ですから、私たち大人が、自分たちが担っている「人を育てる」という役割に気づき、そのために何ができるかという視点を持つことが大切なのではないでしょうか。
立派に成長した学生さんたちを前にして、私は大人の姿勢や在り方が問われているなと感じました。
私自身も、改めてそのことを肝に銘じて、「あんなに楽しそうにしている大人がいるんだったら、大人になるのも悪くないな」と子どもたちに感じてもらえるような、学び続ける大人になりたいなと思います。