ピンチはチャンス
街中の店頭から、マスクだけでなく、トイレットペーパーやティッシュペーパーも消えて、3月が始まりました。
今日から、多くの学校で休校が始まっています。
思いがけず、早めに春休みが始まってしまった子どもたちに、私たち大人ができることは何でしょうか?
なぜ全国一斉に休校措置が取られることになったのか、子どもにわかる言葉で話してあげたいですね。
ただの休みではなく、やむを得ず学校には行かれない日なんだ、ということを理解できるように説明してあげてください。
そして、こうした状況の中で「自分に何ができるのか」や、「休校の間にどう時間を過ごすのか」ということを、子ども自身に考えさせてみるといいのではないかと思います。
例えば、学校と同じような時間割を自分たちで作ってみる、というのもいいのではないでしょうか。
子どもたちと相談しながら、「自分の時間割」を作ってみてはどうでしょう。
学校から出された宿題に取り組む時間を確保できますし、また自由時間も自分で決めて、内容も好きに決められるようにすれば、時間の管理だけでなく、遊びの工夫も生まれるかもしれませんね。
こんなふうに、子どもたちに「自分で考える」経験を積ませることができるといいなと思っています。
いきなり休校に巻き込まれて戸惑っているのは、子どもも同じです。
大人の都合でさまざまな問題があることは承知していますが、私は、子どもたちにも「当事者」として主体的に関わってもらう良い機会になるのでは、と思っています。
そう、ピンチはチャンスですね。
子どもたちは、「自分で考える力」を持っています。
彼らの持つ力を信じましょう。