【2018年】「これからの教育を考える」セミナー@明日の教室名古屋分校
2018年3月31日
過去に登壇した記録です
「これからの教育を考える」セミナーということで、登壇者は、明日の教室名古屋分校の事務局もされ江南市で学習塾を経営なさっている伊藤さん、また瀬戸市で学習塾の経営と自主学校(ツクルスクール)の代表をされている一尾さん、そして保護者代表的な立場で私、の3名でした。
それぞれに、学校を「外から見ている」立場で、どのような思いで子どもたちと関わっているのかをお話ししました。
私がお話ししたのは、4つのキーワード。
1.地域性
2.同僚性
3.学び続けよう
4.当事者意識
教育に携わっているのは教員だけではありません。保護者や地域の人も、教育の当事者です。
私は、教員や保護者や地域の人は「子どもの育ちを応援する仲間」だと思っています。
ですから、私たち大人にできることはお互いを批判することではなくて、「立場を越えて、みんなで協議し、協働できる場づくり」ではないでしょうか。
という問いかけをしました。
3名の鼎談では、「外から見ていると、学校ってこんな風に見えているよ」「子どもにつけるべき力って、こういうことじゃない?」といった話が展開しました。
皆さん同じように根底にあったのは、「これからの社会で生きる子どもたちには、これまでの学校に縛られる生き方(というか学校のシステムにはめ込むこと)はムリがあるよね」ということでした。
つまり「変わらなきゃ」ということですね。
立場の垣根を取っ払って、いろいろな大人が話したり、考えたりする場を作っていきたいですね。
そうやって楽しそうに活動する大人の背中を見せることが、子どもたちへの最高のエールになるのではないかと思った時間でした。
関係者の皆さん、ご参加の皆さん、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。