コミュニティスクール(3)
元気な学校づくり応援プロジェクト
ここまで2回にわたり、
「コミュニティスクール」は、学校と地域をつなぐ良い仕組みです
ということを書いてきました。
実際には、コミュニティスクール化に消極的な学校が多くあるのが現実で、それは残念なことです。
しかし、コミュニティスクールの良さを理解し、逆に「積極的に取り入れたい」と考えている学校もまた、たくさんあります。
学校からのこんな声を聞きます。
- コミュニティスクールって良い取り組みだと思うからぜひやってみたいけど、具体的にどうしたらいいのかわからない・・・
- これまでも地域の人にはたくさん協力してもらっているし、これ以上何かしなくちゃいけないの?
なにか特別なことを一から始めなければいけない、ということではないと思うのです。
学校の教育目標や地域の人の願いに基づいて、これまでの活動を振り返ってみればいいのではないでしょうか。
そのためには、まず「学校の教育目標」や「地域の人の願い」をお互いが知ること、つまり共有することが必要だと思います。
先生、保護者、地域の人・・・それぞれの立場で「こんな子どもに育てたい」「こんな地域にしていきたい」という思いを持っているはずですから、それをみんなで出し合って、共有すればいいのです。
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コミュニティスクールで行われる活動の「初めの一歩」として、【お互いを知る】・【思いを共有する】ということに取り組んでみてはいかがでしょうか。
仲間たちと、その手助けとなるようなツールを開発しました。
その名も「地域・保護者&学校が分かり合えるため、そして、共に動き出すためのワークシート」です。(ちょっとタイトル長すぎですね・笑)
ダウンロードしていただければ、すぐに使うことができます。
自分たちで使いこなせない・・・ということであれば、ワークショップを運営するファシリテーターの派遣も可能です。
ぜひ多くの学校や地域で活用していただけるといいなと願っています。
詳しくは「授業と学び研究所」HPをご覧ください。