コミュニティスクール(2)
前回のブログで、「コミュニティスクール」は
- 保護者や地域の人にあまり知られていない
- 実は、学校の先生にもあまり知られていない
と書きました。
ほとんどの保護者は教育に関することは学校からのお知らせ頼みです。
ましてや、地域の人は学校と関わりがなければ知る術がありません。
多くの方に知っていただくには、やはり学校からの働きかけが必要でしょう。
学校を外から見ていると、中の人たちが思っている以上にその敷居は高く、なかなか気軽に訪ねていけるような雰囲気ではありません。
昨今は不審者対策として、日中も学校の門は閉ざされたままです。
そうやって、どんどん学校の中と外が断絶していっているのは残念なことです。
「コミュニティスクール」が広がるためには、この両者を隔てている壁を取り外さねばなりません。
その上、この壁はかなり頑強で、おいそれとは崩すことはできません(泣)
そもそも「コミュニティスクールなんて、必要ないんじゃないの?」と考えている人はたくさんいます。
実際に、文科省から通達が出て以降、「形だけやっておくコミュニティスクール」も存在しています。
これは、とてももったいない話です。
せっかくやるのなら、意義のある、成果のある「コミュニティスクール」になってほしい。
学校の外の人として、そう強く願っています。