まったり屋ベティのブログ

元PTA会長のまったり屋ベティがお届けする「学び続ける大人」のつぶやきです。

ボランティアのこと(1)

前回の記事で、映画「みんなの学校」ではたくさんのボランティアが活躍していた、と書きました。

私自身も、PTA活動などのボランティアを経験してきました。

ここで、ボランティアの在り方についての思いにも触れておきたいと思います。

 

 

学校に関するボランティアには、いろいろな種類があります。

 

多くの学校で、登下校時に、子どもたちの安全を見守るボランティアが行われています。

 

また、学校の環境を整えること(花壇の整備や草取り、遊具や校内の設備の修繕管理など)に関するボランティアもたくさんあります。

 

さらに、最近では、子どもたちの学習を支えるためのボランティアもあります。

 

学校によってさまざまなボランティアがあり、保護者や地域の人たちが参加しています。

 

 

ボランティアをされる方たちは、「人の役に立ちたい」という純粋な思いで参加されている方ばかりで、すばらしい活動に、本当に頭が下がります。

 

映画の中でも、地域のおじさんやおばさんが、子どもたちの登下校を見守り、いつも遅刻してしまう子に付き添って、学校まで送っていく様子がありました。

 

あるいは、授業中に、学校から飛び出して行ってしまった子を探しに行き、話を聞いてあげている様子もありました。

 

 

先生ではない、親でもない、「ただ近所の人」という第3の立場で子どもに関わることが、子どもにとっても安心できる良い影響を与えているのだな、ということを観ていて感じました。

 

赤の他人の大人が、自分のことを心配してくれている、愛してくれている、ということを、子どもは敏感に感じ取っているのでしょうね。

 

そう考えると、ボランティア活動は、学校の負担を軽減するためにある、というだけでなく、子どもたちに「いろいろな大人と関わる」という貴重な経験をさせるためにも、とても大切なことなのだと思います。

 

 

学校も、ボランティアをする人たちも、そうしたボランティアの意義について、改めて考えてもらえるといいのではないかと思っています。