まったり屋ベティのブログ

元PTA会長のまったり屋ベティがお届けする「学び続ける大人」のつぶやきです。

コミュニティスクールのこと(1)

これまでに、ボランティアのことを何本か記事にしてきました。

学校とボランティアのことについて、もう少し考えてみたいと思います。

 

「コミュニティスクール」という言葉はご存じでしょうか。

学校とボランティアが協力して地域の教育を支えていこう、という考えを組織化したものが「コミュニティスクール」です。

 

映画「みんなの学校」の舞台となった大空小学校のように、「地域の中で子どもたちを育てよう」という試みは、日本全国で以前からありました。

 

国もその取り組みを推進するべきだと考えて、文部科学省でさまざまに検討されて「コミュニティスクール」という形が生まれました。

 

文部科学省の「コミュニティスクール」の定義を引用します。

コミュニティ・スクールは、学校と保護者や地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子供たちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める法律(地教行法第47条の5)に基づいた仕組みです。 

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/community/

 

のちに法改正も行われて、現在は、学校運営協議会制度を導入した学校「コミュニティスクール」の設置をすることが、自治体(教育委員会)の努力義務となっています。

 

 平成27年12月に取りまとめられた中央教育審議会答申「新しい時代の教育と地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について」を踏まえ、学校運営協議会の設置の努力義務化やその役割の充実などを内容とする、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正が行われ、平成29年4月1日より施行されました。 

 

コミュニティスクールとか、学校運営協議会とか、中央教育審議会答申だとか、聞きなれない言葉がたくさん出てくるので、いまいちピンとこないかもしれませんね。

 

次回の記事で、もう少し具体的なことをお伝えしていきます。