次世代の学校・地域のこと(2)
「次世代の学校・地域」創生プランの中では、学校以外の組織についても触れられていました。
地域の子どもたちは地域全体で育てよう、という考え方が推進されている中で、とくに注目されるのが「地域学校協働本部」です。
前回の記事で紹介したイメージ図を、もう一度見てください。
右側の「学校運営協議会」の下に描かれているのが、「地域学校協働本部」になります。
またまた、新しい組織が出てきました(笑)
この「地域学校協働本部」は、これまでお伝えしてきたコミュニティスクールと密接に関係していますが、「学校運営協議会」とは別の組織になります。
「学校運営協議会」は、地域の中の学校として、地域の人も一緒に学校をマネジメントするための組織です。
一方で、「地域学校協働本部」は、こちらも、地域の中の学校を地域の人も一緒になって作っていく、という目的は同じですが、活動を通じて協力し合う(協働する)ための組織で、ボランティア活動が中心になります。
コミュニティスクールと言っても、地域によって、その実情はさまざまです。
それは、コミュニティスクール化を目指す目的が、地域の課題解決のためだからです。
地域の課題は、地域ごとに異なります。
ですから、これらの組織は、地域の課題に合わせて、必要な形で作り、運営していけばよいということですね。