大切なのは「土台」
小牧中学校で行われていた「3年生の普通救命講習」を、PTAがお手伝いすることになった経緯をお伝えする中で、気付いたことがあります。
きっかけを振り返ってみると、消防署→校長→PTAと、すんなりと話が通ったように見えます。
しかし、この流れの裏には、大事な関係性がありました。
それは、「信頼関係」です。
このお話しがあるずっと前から、学校とPTAの間に信頼関係が結ばれていたことが、活動として動き出すために、とても重要な要素だったと思っています。
この信頼関係は、一朝一夕でできるものではありません。
時間がかかります。
しかし、ここでかかる時間を惜しんでいては、いつまでたっても信頼関係は築けないだろうと思っています。
信頼関係は、組織の大事な土台となります。
「土台がしっかりしていない建物は、外からの力に弱い」と言われますよね。
組織も同じことです。
ですから、「信頼関係の構築」の優先順位を上げてほしいなと思います。
時間をかけて、まずは信頼関係を築くことから始められるといいですね。
次回からは、小牧中学校で、学校とPTAがどのように信頼関係を築いていったのか、というお話しをしたいと思います。