普通救命講習のお手伝い
前回のブログ記事で「学校(教員や校長)」と「保護者(PTA)」には、それぞれの思いがあったことをお伝えしました。
その思いに共感し、賛同したことが、実際の行動につながり、活動へと広がりました。
どのような活動をしているのかをお話ししますね。
普通救命講習のお手伝い
私たちPTA仲間は、晴れて「応急手当普及員」となり、小牧中学校の3年生対象の「普通救命講習」のお手伝いを始めました。
小牧中学校の場合は、講師は消防署員が務めます。
生徒は5~6人のグループに分かれて受講するので、私たちは各グループに付いて、実技のサポートをします。
最初は恥ずかしがったり、ふざけたりしていた生徒も、講習が進むにつれて、真剣に取り組むようになります。
そんな姿をたくさん見てきました。
終了後に、生徒にアンケートを書いてもらっていますが、「難しかったけど、やってよかった」「もしもの時に勇気を出せるようになりたい」など、前向きな感想が多くありました。
「中学生は人を助ける立場になれることを学んでほしい」という先生方の願いは、生徒たちに伝わっているな、と感じています。
代々続く活動になる
継続することの良さも感じます。
生徒にも保護者にも、「小牧中では、3年生になると普通救命講習を受講するんだね」ということが浸透しています。
他では行っていないことなので、生徒はちょっぴり誇りを感じることができます。
また保護者としても、子どもが救命講習を経験できる機会はそうそうないので、とてもありがたいと思っています。
もしもの時というのは万が一にもない方がいいですが、それでも起こってしまった時に、この経験がきっと役に立つだろうと思います。
昨年来のコロナ禍の影響で、残念ながら、小牧中学校の普通救命講習はストップしています。
感染状況が改善されて、いつかまた再開される日がくることを願っています。