【2018年】北名古屋市「家庭教育推進講座」(5回目)
2018年12月6日
過去に登壇した記録です
今日は、北名古屋市の保育園での「家庭教育推進講演会」の講師でした。(5回目/最終回)
最終回の今回は、これまで以上にたくさんの保護者の方にご参加いただきました。
パパさんやおばあちゃんの参加もあって、本当にありがたいことでした。
複数の園を回らせていただき感じたのは「地域性」です。
一概には言えませんが、今日の参加者の様子を見て「関心を持ってくださってるな」と感じました。
後で園長先生とお話しすると、やはりこの地域は教育への関心が高い人が多いとのことでした。
小学校にはいろいろな地域の子どもが来ます。それぞれの地域性を背景に持っているのですね。中学校は、それがもっと顕著に表れるような気がしています。
予断をもってレベルを貼ってはいけませんが、それを無視するのではなく、そうしたこともあるということを少し意識の中に入れておくと、子どもの行動の見え方が違ってくるかもしれないなと思いました。
この度の講座は、
・ネット・ゲームとの付き合い方
・これからの教育のおはなし
をセットにしてプログラムを組みました。
合間に私が参加したさまざまなセミナーなどでお聞きした情報なども交えながら、保護者の皆さんが知っておくといいなと思う情報を提供してきました。
参加者からは「なかなか聞く機会のない話がたくさん聞けてよかった」という声を、ありがたいことにたくさんいただきました。
これから小学校に行く子どもたちは、私たちが受けてきた授業とはちょっと違うスタイルの授業を受けていくことになります。
時代の流れとともに、学校の在り方も変わってくるでしょう。
これまでのように「教育のことは学校にお任せしておけばいいでしょ」というわけにはいかなくなってきます。
学校の多忙化が言われていますが、そんな中でも先生方がさまざまに学んでおられる姿のことも保護者にお伝えしつつ、私たち保護者も、また地域の人としても、予測困難な社会を生きる子どもたちに、どんな力をつけてあげればいいのか、大人になにができるのか、を学校と一緒に考えていけるような環境になるといいな、そのためのお手伝いができるといいなと願っています。
そんな思いを込めて講座を務めさせていただきました。
登壇した者が一番多くを学ぶ、ということを実感できたありがたい経験でした。
何かの折に、「そういえばあの人があんなこと言ってたなぁ」とふと思い出していただけるようなものを一つでも持ち帰っていただけていたら、これ以上ない幸せです。
貴重な機会をくださった北名古屋の関係者の皆さま、ご参加いただいたたくさんの保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
北名古屋市のホームページで、「家庭教育推進講座」の報告記事がアップされています。