【2018年】北名古屋市「地域学校協働活動推進員研修会」(1)
2018年11月27日
過去に登壇した記録です
今日お邪魔した北名古屋市では、コミュニティスクールが設置努力義務化される数年前から、地域学校協働活動が動き出していました。
最初はモデル校での手探りの実践でしたが、地道な積み重ねを続け、今では全市にコミュニティスクールが設置されて、それぞれに精力的な活動をされています。
全国に先駆けて取り組んできた実績は、他自治体のモデルとなり、今年度も複数の自治体が視察に訪れているそうです。
そんな北名古屋の地域学校協働活動ですが、組織ができ、活動が軌道に乗ってくると、次のステップに進むための課題も見えてきたと言います。
この度ご依頼いただいたのは、これまで行ってきた地域学校協働活動推進員(いわゆる地域コーディネーターさんですね)の交流会を、ただ集まっておしゃべりするだけの会から変えたい、という市教委の思いからでした。
そこで、せっかく皆さんが集まるので、
・情報を共有すること
・横のつながりが持てること
・活動へのモチベーションを上げる(キープする)こと
・自分の地域での活動のヒントをつかんでもらい、できることを考えてもらうこと
・次年度以降にもつなげられる会にすること
などのコンセプトを考えてみました。
全2回で開催するとのことでしたので、第1回の今回はまず情報の共有に主眼を置いて、推進員の皆さんに自地域の取り組みを紹介していただきました。
いちおう講師となっておりますが、私はただ皆さんの話の引き出し役です。
部外者の私が聞き手なので、皆さん、とても丁寧にお話ししてくださいました。
単に活動報告で終わってしまってはもったいないので、学校との関わり方や保護者や地域の人の参加を求めるための工夫など、他の地域にも参考になりそうなトピックを引き出すようにしました。
それと部外者だからできることという点では、皆さんの活動の価値づけ(他にないすばらしいことを取り上げて、その価値を伝える)に力を入れました。
いや、ほんとにすごいことやってるんですよ、マジで。感服しきりでした。
皆さん、自分たちの活動が価値のあることだということに気づいてくださり、発表者も聴衆も笑顔いっぱいの時間でした。
それぞれに熱い思いを持っている方々なので、少し突っ込むと話が止まらなくなり(笑)、予定時間を大幅にオーバー。
プログラムを急きょ変更しましたが、終了時間を少しオーバーしてしまいました。
これは私の進行ミスです(泣)。申し訳ないことでした。
が、皆さん、まだまだ話足りない!という様子で、終了後もしばらく立ち話が続いていました。
そんな様子を見ていて、参加者のお話しがしっかり聞けたことはよかったかな、楽しんで参加していただけたかなと少しホッとしました。
次回に向けて、さらにプログラムを検討していきます。
ご参加いただいた方、関係者の皆さま、ありがとうございました。
<おまけ>
本日ご参加の皆さんは、9月に開催された「ボランティア研修会」にも参加されていた方々ばかり。
「今日は漫才ないんですか?」と声を掛けてくださる方もいて(笑)、前回も楽しんでくださったんだな~とうれしく思いました。