まったり屋ベティのブログ

元PTA会長のまったり屋ベティがお届けする「学び続ける大人」のつぶやきです。

地域学校協働本部のこと(2)

今は、たくさんの地域で「地域学校協働本部」が設置されるようになりました。

 

そこで欠かせないのは「コーディネーター」と呼ばれる方々の存在です。

 

ほとんどの「地域学校協働本部」でコーディネーターが活躍されています。

 

この方たちは、学校と地域の橋渡し役を担われています。

 

「地域学校協働本部」が円滑に運営されるために、コーディネーターさんの役割は多岐にわたります。

 

学校の現状を知って、子どもたちのためにできることはないか、と知恵を絞って活動してくださっているコーディネーターさんがたくさんいます。

 

ありがたいことですね。

 

なりて不足は情報発信で解消できるかも

 

コーディネーターは、学校のPTA役員経験者であったり、地域の自治会役員がやられることが多いようです。

 

最初は、学校が主体となって、コーディネーターを探すことになるだろうと思います。

 

どんな役割があるのか、明確になっていなければ、「私、やります」と手を挙げる人はいないでしょうから、PTA役員と同じように、なりて不足だという声を聞きます。

 

地域のことをよく知っている人に担っていただけるのが一番良いことでしょうが、多くの場合、学校が誰かいないかと探し回って、その時期に学校に関わってくれていた人に白羽の矢が立つことがほとんどです。

 

外から見ていると、細かい事情は分からないので「PTAの役員をやると、その後もコーディネーターとかやらされる」という印象を持たれて、ただでさえ人気のないPTA活動が、さらに敬遠されるという事態になっているという話も聞きます。

 

 

たしかに、負担が増える部分はあるだろうと思います。

 

しかし、「地域学校協働本部」が設置された経緯を考えると、地域のための組織としてうまく活用されるといいですね。

 

ネガティブな噂話が広がってしまわないように、ポジティブな情報発信が大切なポイントではないでしょうか。

 

例えば

  • 「地域学校協働本部」はどんな組織で、どのような活動をしているのか。
  • この地域では、どんな子どもを育てたいという思いを持っているのか。
  • 将来、どのような地域になってほしいのか。

こうした情報を、丁寧に発信していくことが大切だと考えています。