「しつもん読書会」やってみました(2)
「しつもん読書会」で、ファシリテーターの私は
「はい、じゃあこの質問に答えてみてくださいね~」
「はい、では皆さんの答えをシェアしましょうね~」
と言っているだけです(笑)
私は促すだけですが、見ていると、皆さんの表情が変わり、姿勢が前のめりになるのがわかります。
皆さんの答えの一つ一つが、他の人にも響いていることが伝わってきます。
それに共感しているうなづきも、自然と出てきます。
他の人の答えを聞いて、「自分にはなかった新たな視点に気付いたわ」というつぶやきも生まれます。
参加者である友人たちの変化をとてもうれしく思いました。
中でも感動したのは、答えのシェアをしていく中で、
昔は、あっけらかんとしていたんだよね、私。
実は、昔はネガティブ人間だったんだよ。
そんなふうに、もう忘れてしまっていたことや、気付いていたけど見ないようにしていた部分などを思い出して、それに向き合ってみようという気持ちになってくれたことです。
他の人の答えを認め合う(ルールその3)うちに、自分の答えを自分自身が受け入れていける雰囲気が生まれたのだと感じました。
すばらしい時間だなと感動すると同時に、この読書会は、参加者の皆さんが作り上げていく会なんだな、と強く実感しました。
今回の「しつもん読書会」で使った本は、こちら。