「しつもん読書会」やってみました(4)
「しつもん読書会」をやってみて、さまざまな感想をもらいました。
・自分がこういうことに関心を持っていたということに気付いた
・他の人の答えを聞いて、「それ私も同じ」と思って、自分だけじゃないと安心できた
・今そこに関心があるということは、これから先の人生をどう生きたいかという思いにつながっているね
・何年か前なら、もっと違う答えになっていたかも
・なんかずっとモヤモヤしていたけど、とてもスッキリした
・すごく楽しくて、濃密な時間だった
どれもこれも、本当にありがたい感想です。
さらに友人からは、「この時期だからこそ、こういう時間を取れるとイイよね!どんどんやりなよ」と背中まで押してもらいました。
忙しく毎日を過ごしていると、「自分でじっくり考えてみる」という時間を持つことが難しいですね。
今回のコロナ禍を受けて、いつ何が起きてもおかしくない「予測困難な時代」になったということは、多くの方が実感されていると思います。
そんな時代を生き抜くためには、まず「よく考えて自分の意見を持つ」ことが大切だと私は考えています。
それは、今年度から小学校で施行された新学習指導要領でも言われていることで、国は子どもたちに「主体的に学んでほしい」と求めています。
子どもたちにそういう学びを求めるのであれば、私たち大人がまず率先して実践する必要があるのではないでしょうか?
「学び」というと、そんなたいそうな…と尻込みしてしまうかもしれませんが、すぐにできる小さなことでかまわないと思うのです。
例えば、いつもスルーしてしまう出来事に、ちょっと立ち止まって「なんでかな?」と考えてみる。そんな時間を、少し作ってみる。というのはいかがでしょうか。
今回「しつもん読書会」をやってみて、友人たちにとっては、この体験が「そんな時間」をもつきっかけになったようでした。
そういう場を作るお手伝いができたことが、私にとってはとてもうれしいことでした。