子どもが遊びを作れる環境づくり
緊急事態宣言が延長されて、外出自粛要請が長引いています。
「おうち時間」が長くなり、大人も子どもも、ストレスがたまっていますよね。
在宅でリモートワークをされている保護者の方も、たくさんいらっしゃることと思います。
仕事もして、家事もして、子どもの世話もして…
皆さん、よくがんばっているな～と感心しています。
本当にお疲れさまです。
せっかくの「おうち時間」を楽しもう！
ということで、親子でいろいろなことにチャレンジしている様子が、たくさんSNSに上がっています。
また、ママやパパが、「子どもために」とさまざまな工夫をしている投稿もありますね。
楽しそうな様子に、「よし、うちもやってみよう」と刺激を受けるのはいいことです。
できる範囲で、楽しめるといいですね。
ただ、全ての人がアイデアにあふれた人であるわけではないですし、何かを作るには不器用な人もいます。
それに、何でも買い与えるわけにもいきませんよね。
けれども、SNSでは、称賛のリアクションが目に見えてわかるので、そんな他所のママやパパがまぶしく見えることもあるでしょう。
誰だって「隣の芝は青く見える」ものです。
できない自分、やらない自分、を責める必要はありません。
十分にがんばっているのですから、どうぞ自分をほめてあげてくださいね。
「子どもに何かしてあげる」ではなく、「子どもに好きにやらせてみる」というのも、いいのではないでしょうか。
手を出したい気持ちや喜ばせたい気持ちをぐっとこらえて、見守ることです。
もちろん危険なことは注意しておく必要がありますが、ある程度の自由度を持たせてあげれば、子どもは自分で遊びを考えます。
「ひま～」「退屈～」と愚痴っている子どものために、あれこれ用意してあげることよりも、足りない状態をチャンスととらえて、「子どもが自分で工夫して遊びを作れるような環境」にしてあげることの方が、子どもにとっては学びが大きいのではないかなと思っています。
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