愛教大「キャリアデザインⅠ」に登壇
2020年6月28日
先日、愛知教育大学の「キャリアデザインⅠ」という科目のオンライン講義に参加させていただきました。
この科目は、1年生全員の必修科目とのことで、約900名の学生さんが受講しています。
本来であれば、大講堂で行うはずの講義ですが、今回のコロナ禍の影響で、愛教大は前期はすべてオンライン授業になりました。
その影響で、当講座もオンラインミーティング形式で録画したものを、配信していただくことになりました。
ゲストとしてお招きくださった担当のT先生のご尽力のおかげで、私にとっても貴重な経験となり、心から感謝しています。
事前にT先生と打ち合わせをしたところ、私に課せられたミッションは、学校との「外からの関わり」について、経験したことや思いを具体例を交えて学生さんにお伝えすることでした。
教育大学ということで、多くの学生さんは教員を目指しているわけですが、中には学校事務職員やスクールカウンセラーとして学校教育を支えていきたいという希望を持っている学生さんもいます。
そんな多様な学生さんが集まる全学共通の科目であることを活かして、学校教育だけに限らず、一般の社会人としての見方・考え方も伝えられるといいなと考えました。
次回以降のブログで、私からお伝えしたトピックを紹介していきます。
つい先日までは高校生だった1年生の皆さんは、まだキャンバスに足を踏み入れたこともなく、同級生や先生とも一度も会えていません。
例年とは全く違う大学生生活を送ることになってしまった彼らにとっては、まさに今が「予測困難な社会」になっています。
これを「大変な目に遭っている」ととらえるか、「新しい生活様式に切り替えるチャンス」ととらえるかで、得る学びも変わってくることでしょう。
これからの時代を生き、これからの社会を作っていく彼らだからこそ、チャンスととらえて、与えられるのを待つのではなく、自分で考え自分で決めて動くきっかけにしてもらえるといいなと心から願っています。