学校ホームページの活用(1)
「地域学校協働活動推進員情報交換会」に参加して、感じたことや考えたことを、お伝えしていきます。
学校ホームページの活用(1)
今回の休校期間中に、保護者が頼りにしたのは「学校ホームページ」でした。
(以下、HPと略記します)
子どもが学校に行かないので、お手紙によるお知らせはありません。
中には、郵送したり、担任が各家庭に届けたりしたケースもあったようですが、多くの学校は、HP上にさまざまなお知らせを掲載していたようです。
地域学校協働活動推進員の方々は、お子さんが児童生徒だという場合も多いです。
そうした方々は、学校からのお知らせが届きやすいですね。
一方で、地域の人々が学校の状況を知るには、学校HPだけが頼りです。
ですから、「今回のような緊急事態には、学校HPがあって助かった」という声もたくさんありました。
しかし、学校HPの活用状況には、学校間で差が出ていた、ということもあったようです。
「うちの学校には十分な情報が出ていなかったので、他校のHPを見まくった」
「うちの学校のHPは、情報が少ない」
「他校のHPがうらやましかった」
情報交換会では、そんな声も聞きました。
ほとんどの学校がHPを開設している現在では、学校を「外から見ている人」は、学校HPで「学校比べ」をしています。
必要な情報をタイムリーに掲載して、随時更新していく作業は、学校の先生方にとっては大きな負担かもしれません。
けれども、学校HPの重要性は、年々高まっています。
「学校HPでの情報発信を待っている人がいる」という意識を持っていただけるといいなと思います。
誰かにHPの担当を押し付けるのではなく、「気軽に情報発信に使えるツール」として複数の先生方が協働していただけるといいなと願っています。