こまきこども未来館
愛知県小牧市に「こまきこども未来館」という施設がオープンします。
当初12月にオープン予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大があり、オープンが1ヶ月延期されました。
その後、愛知県に緊急事態宣言が発出されたことを受けて、オープンの日程はさらに延期され、現在は未定となっています。
コロナの感染拡大が落ち着いてから、改めてオープンの日程を決めるそうです。
オープンを心待ちにしている子どもたちや関係者の方々のためにも、早く感染拡大が収束することを願っています。
そんな「こまきこども未来館」の運営を考えるワークショップに参加したときの記録です。
2020年11月15日
来月、小牧に新しく「こまきこども未来館」がオープンします。
昨日は、内覧会も兼ねた「みんなで育てよう!こまきこども未来館ワークショップ」に参加しました。
想像以上にすばらしい施設になっていて、工夫された大掛かりな遊具で、きっと子どもたちは大喜びで遊ぶでしょう。
また、魅力的な講座がたくさん企画されているようで、子どもたちが楽しく学べるだろうなと思います。
関わっておられる大人の皆さんが、「子どもたちのために」と情熱を注いでおられることを感じました。
目に入ったのは、遊具につけられていたサインでした。
いろいろな能力が、見える化してあります。
このサインは、誰に向けてのものなのかな…と、ふと気になりました。
漢字で書かれているところを見ると、大人(保護者)向けなのでしょうね。
このサインは「能力を育みたい」という期待なのか。
それとも「能力を育むことができる」という確信なのか。
親にしてみれば、これで遊んでいればこんな能力が身に付くのね、となれば、ただ遊ばせておけばいいんだと、単純に思ってしまうかもしれません。
たしかに、遊びから学ぶことはたくさんあるでしょう。
でも、ただ遊んでいればこうした能力が育まれる、のような簡単な話ではないと思うのです。
一緒に体験したり、そばで見守ったりする「親子で楽しんだ」という経験が、子どもの安心感につながっていきます。
子どもの学びの意欲を引き出すには、安心感があることはとても大切です。
せっかくのすばらしい施設です。
遊ばせっぱなしではなく、親子で一緒に楽しんでもらえるといいですね。