みんなの学校(1)
インクルーシブ教育と聞くと、思い出すのは「みんなの学校」のことです。
「みんなの学校」というのは、大阪市立大空小学校の日々を追ったドキュメンタリー映画です。
2006年新設の公立小学校で、開校当初からの校長先生のリーダーシップのもと、教職員だけでなく、保護者や地域の人々も教育に関わってもらおうと、地域に開かれた学校づくりが行われてきました。
その中では、障がいのある子もそうでない子も、すべての子どもたちが同じ教室で学ぶインクルーシブ教育が行われています。
ドキュメンタリーを見て、全国から「大空小学校で教育を受けたい」と、たくさんの子どもたちが転入してきたと聞きます。
それほどインクルーシブ教育が求められているということですね。
映画だけでなく、テレビのドキュメンタリー番組も制作されたので、ご覧になった方もいらっしゃると思います。
その中では、わちゃわちゃしている子どもたちの様子や、先生方の苦悩なども赤裸々に映像化されていました。
決してきれいごとではない、日常をそこに感じました。